SDGsとの関わり

インフォメティスはエネルギーデータ活用事業を通して、SDGsの達成に貢献しています。SDGs達成に向けたインフォメティスの目標と具体的な取り組みについて紹介します。

SDGsとは

SDGsとは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030年アジェンダ」に記載された、2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際指標です。17のゴールと169のターゲットで構成され、貧困や格差、気候変動などの世界の問題に人類が一丸となって取り組み、2030年までに解決を目指しています。

SUSTAINABLE DEVELOPMENT GOALS

インフォメティスのSDGs

インフォメティスは、脱炭素社会を実現するため高精細なエネルギーデータを収集活用していきます。それにより世界中のエネルギーインフラをエネルギーデータインフラに進化させることを目指しています。
2030年のSDGs達成に向けて、事業の成長と共に、以下の6目標を重点目標に掲げて活動しています。

エネルギーデータを用いて脱炭素社会の実現に貢献します

脱炭素社会の実現に向けて、再生可能エネルギーの普及は不可欠です。私たちは、スマートメーターの”30分ごとの電力値”から、秒単位の電流波形のような”高精細エネルギーデータ”にいたるまでデータ分析とデータマイニングを通じて、超効率的なエネルギー利用を実現します。具体的には、家や地域単位でのエネルギーマネジメントによって、無駄のない需給バランスの調整や自然エネルギーの効率的な活用に貢献します。再生可能エネルギー普及の大きな課題とも言える、エネルギーインフラの安定化や経済的メリットを達成し、SDGsにも貢献します。

目標 ターゲット 具体的な取り組み

7.

エネルギーをみんなに そしてクリーンに

7.2

2030年までに、世界のエネルギーミックスにおける再生可能エネルギーの割合を大幅に拡大させる。

最適化エネルギーマネジメントの研究開発を通じて、再生可能エネルギーの安定化や経済的メリットの実現に取り組んでいます。

7.a

2030年までに、再生可能エネルギー、エネルギー効率及び先進的かつ環境負荷の低い化石燃料技術などのクリーンエネルギーの研究及び技術へのアクセスを促進するための国際協力を強化し、エネルギー関連インフラとクリーンエネルギー技術への投資を促進する。

時系列電力波形データを扱う独自のアプローチで分析を行い、高精細なエネルギーデータを用いた高度な分析を通じて、エネルギーインフラのイノベーションを推進します。

11.

住み続けられるまちづくりを

11.a

各国・地域規模の開発計画の強化を通じて、経済、社会、環境面における都市部、都市周辺部及び農村部間の良好なつながりを支援する。

見守りや防災情報連携をしたアプリの開発を通じて、情報不足によって取り残される人がいない社会の実現に取り組んでいます。

13.

気候変動に具体的な対策を

13.1

全ての国々において、気候関連災害や自然災害に対する強靱性(レジリエンス)及び適応の能力を強化する。

気象警報時に連動して蓄電量を制御したり、電力使用状況から在宅を推定して逃げ遅れを防ぐ等の技術により災害への対応力を高めるソリューション開発に取り組んでいます。

エネルギーデータから価値を見出し、生活者一人ひとりの生活の質を高めます

エネルギーデータは日常生活から取得され、さまざまな社会課題解決に貢献します。私たちは、エネルギーデータ分析とデータマイニングを通じて、生活者のQoL(quality of life)向上に努めます。日本において少子高齢化、地方の過疎化、貧富の格差などさまざまな社会課題が顕在化している中、私たちは電力データや人工知能(AI)を用いて、遠隔見守りや電気異常の早期発見、在宅時間の予測など、日常的に取得するエネルギーデータに意味を見出すことで、現状の課題のいくつかを打破し、一人ひとりの生活の質を高める社会を実現します。

目標 ターゲット 具体的な取り組み

8.

働きがいも経済成長も

8.4

2030年までに、世界の消費と生産における資源効率を漸進的に改善させ、先進国主導の下、持続可能な消費と生産に関する10年計画枠組みに従い、経済成長と環境悪化の分断を図る。

最適化エネルギーマネジメントの研究開発を通じて、企業の生産活動における省エネルギー化を推進し、環境貢献・利益貢献の両立に取り組んでいます。

9.

産業と技術革新の基盤をつくろう

9.5

2030年までにイノベーションを促進させることや100万人当たりの研究開発従事者数を大幅に増加させ、また官民研究開発の支出を拡大させるなど、開発途上国をはじめとする全ての国々の産業セクターにおける科学研究を促進し、技術能力を向上させる。

最適化エネルギーマネジメントやエネルギーデータのデータマイニングなど、研究開発を企業の最重要な位置付けとして競争優位性を創出します。

11.

住み続けられるまちづくりを

11.a

各国・地域規模の開発計画の強化を通じて、経済、社会、環境面における都市部、都市周辺部及び農村部間の良好なつながりを支援する。

見守りや防災情報連携をしたアプリの開発を通じて、情報不足によって取り残される人がいない社会の実現に取り組んでいます。

エネルギーデータを世界中で活用できる社会をつくります

私たちは、世界中の人々や企業が高精細なエネルギーデータを利用できる社会を目指しています。高精細なエネルギーデータが利用可能な社会を創り、イノベーションの促進に寄与します。具体的には、電力センサー設置件数の拡大、スマートメーターへの技術導入の提案に取り組みます。また、機器分離推定技術(NILM)の国際標準化を目指し、世界中で普遍的なデータにします。これらの事業活動を通じて、世界中で共創の基盤を創り、イノベーションを加速させるエネルギーデータインフラを構築します。

目標 ターゲット 具体的な取り組み

9.

産業と技術革新の基盤をつくろう

9.1

全ての人々に安価で公平なアクセスに重点を置いた経済発展と人間の福祉を支援するために、地域・越境インフラを含む質の高い、信頼でき、持続可能かつ強靱(レジリエント)なインフラを開発する。

エネルギーデータの計測デバイス開発やIoTプラットフォーム運営を通じて、高精細エネルギーデータを取得・分析・活用する情報基盤を構築しています。

9.4

2030年までに、資源利用効率の向上とクリーン技術及び環境に配慮した技術・産業プロセスの導入拡大を通じたインフラ改良や産業改善により、持続可能性を向上させる。全ての国々は各国の能力に応じた取組を行う。

産業機器においてもエネルギーデータ分析を通じて、省エネルギー化や遠隔監視による省力化などを進め、資源利用効率向上や高齢化社会による人手不足などに対応するソリューション開発を進めます。

11.

住み続けられるまちづくりを

11.3

2030年までに、包摂的かつ持続可能な都市化を促進し、全ての国々の参加型、包摂的かつ持続可能な人間居住計画・管理の能力を強化する。

次代の街づくりを支援するために、家庭向けの電力センサーを設置し、日本全世帯の高精細エネルギーデータの分析・予測・最適化の実現を目指し取り組んでいます。

持続可能な企業統治を実現し、事業も社員も成長し続ける企業であり続けます

私たちは社員構成比のうち、エンジニアの割合が多く、高いレベルのAI・データ活用、ソフトウェア開発、ハードウェアの開発を実践しています。この競争優位の源泉が将来に渡って持続可能であり続けるために、全ての社員がパフォーマンスを最大限発揮できる職場環境、人材配置、評価制度を実現します。また、外部環境の変化に対しても柔軟な制度変更と仕組みの再構築を実践します。インフォメティスグループで働くすべての社員にとって公平な企業統治を通じて、事業も社員も成長し続ける企業であり続けます。

目標 ターゲット 具体的な取り組み

8.

働きがいも経済成長も

8.2

高付加価値セクターや労働集約型セクターに重点を置くことなどにより、多様化、技術向上及びイノベーションを通じた高いレベルの経済生産性を達成する。

社員構成比のうちエンジニアの割合が高く、また、世界最先端のAI技術や高度なデータ分析を用いた事業展開しています。

8.5

2030年までに、若者や障害者を含む全ての男性及び女性の、完全かつ生産的な雇用及び働きがいのある人間らしい仕事、並びに同一労働同一賃金を達成する。

ITの積極活用やリモートワークの推進などにより、就業しやすく、生産性的で多様な働き方を実践しています。

10.

人や国の不平等をなくそう

11.3

2030年までに、年齢、性別、障害、人種、民族、出自、宗教、あるいは経済的地位その他の状況に関わりなく、全ての人々の能力強化及び社会的、経済的及び政治的な包含を促進する。

職務評価に加え、社員の挑戦を評価する独自の評価制度を導入し、一人ひとりがプロフェッショナルとして最大限のパフォーマンスを発揮できるよう促します。

お問い合わせ

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