クラウド型DR支援サービス「BridgeLAB DR」が2022年度省エネ大賞を受賞

インフォメティス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:只野 太郎、以下「インフォメティス」)は、インフォメティスが開発・提供するクラウド型デマンドレスポンス支援サービス「BridgeLAB DR(ブリッジラボ ディーアール)」が、一般財団法人省エネルギーセンターが主催する「2022年度(令和4年度)省エネ大賞」において、「省エネルギーセンター会長賞」を受賞したことを発表します。

 
「BridgeLAB DR」は、小売電気事業者のデマンドレスポンス(*1)(以下、DR)発動における需要家の参加意思収集、需要調整量計算、レポート発行をクラウド上で手軽に実現できるサービスです。2020年度冬季に電力需給逼迫に伴うJEPXの市場価格高騰リスクに対し、小売電気事業者にとってDR発動は有効な対策の1つでしたが、大きな工数を要することや導入済みシステムとの連携の難易度が高いなどの課題がありました。そこで、あらゆる小売電気事業者がクラウド上で手軽かつ効果的にDRを実施できるサービスの提供を目指し、開発。2022年3月22日および23日の需給逼迫ピーク時においてベースライン(High 4 of 5)対比にて約11%のkWhの削減に貢献しました。
 
*1 デマンドレスポンスとは、電力需給ひっ迫時に小売電気事業者等の要請に応じて需要家が節電等の需要調整を行うことで需給のバランスをとることです。本取組みにより、小売電気事業者等は需給バランスをとることができ、要請に応じた需要家は、割引やポイントなどにより還元を受けることができます。
 
■受賞概要
部門 :製品・ビジネスモデル部門
表彰種別:省エネルギーセンター会長賞
テーマ :クラウド型デマンドレスポンス支援サービス「BridgeLAB DR」
受賞概要:本応募は、小売電気事業者向けのDR普及促進をめざした支援サービスである。クラウド上でDRを手軽に展開、管理できるシステムであり2021年12月のサービス開始以来5,000程の実績を有している。主たるサービス内容は、①需要家に対するDR要請、意思確認ができる仕組み、②ERABガイドラインに沿ったベースライン算定、抑制量算定管理、③効果可視化、結果分析支援である。2022年3月22日および23日の需給逼迫ピーク時においてベースライン(High 4 of 5)対比にて約11%のkWhの削減実績を有した。こういったDR管理システムは、今後より一層対応整備が求められる小売電気事業者にとって、適切なDR対応を図るために有効であり広がりが期待できる。
 
■「省エネ大賞」について
一般財団法人省エネルギーセンターが主催する「省エネ大賞」(後援:経済産業省)は、事業者や事業所等が実施した他社の模範となる優れた省エネ・脱炭素の取り組みや、省エネルギー性に優れた製品並びにビジネスモデルを表彰する取り組みです。日本全体の省エネ意識の拡大、省エネ製品の普及などによるカーボンニュートラル達成に向けた省エネ型社会の構築に寄与することを目的としています。
一般財団法人省エネルギーセンター「省エネ大賞」Webサイト:https://www.eccj.or.jp/bigaward/item.html
 
■「BridgeLAB DR」(ブリッジラボ ディーアール)について
インフォメティスが提供する「BridgeLAB DR」は、小売電気事業者のDR発動における需要家の参加意思収集、需要調整量計算、レポート発行をクラウド上で手軽に実現できるサービスです。最短4週間程度で始めることができ、DRに関わる工数を大幅に減らします。
「BridgeLAB DR」サービスサイト:https://dr.bridgelab.app/
 
■インフォメティス 会社概要
インフォメティス株式会社
所在地 : 東京都港区芝5丁目5番1号三田ビル4F
代表者 : 代表取締役 只野 太郎
事業内容 :エナジー・インフォマティクス事業(独自の電力センサーの開発・販売、データマイニング、エネルギーデータ等を利活用するための独自IoTデータプラットフォーム及びアプリケーションの提供並びにエネルギーデータ等を利活用した新サービスの創出)
設立 : 2013年4月8日
URL : https://www.informetis.com/
 
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